心臓植込み
デバイス外来
心臓植込みデバイスとは、ペースメーカー、植込み型除細動器、両心室ペースメーカー、植込み型心電計などの医療機器のことです。
ペースメーカーとは、脈が遅くなり、めまい、労作時呼吸苦、失神などを生ずる徐脈性不整脈の治療目的で植込まれるものです。植込み型除細動器とは命に係わる危険な頻脈性不整脈(心室頻拍、心室細動)の治療目的で植込まれるもので、AEDの植込み版と考えていただければよいと思います。両心室ペースメーカーは心不全の治療目的で植込まれます。植込み型心電計は失神や脳梗塞などの原因を突き止めるために植込まれる診断機器です。
これらの心臓植込みデバイスは植込んで終わりではなく、継続的な管理が必要です。当院ではこれら心臓植込みデバイスの管理を目的とした心臓植込みデバイス外来を行っております。また患者さんがクリニックに来られなくとも心臓植込みデバイスの状態や、不整脈の確認などをインターネット経由で把握できる遠隔モニタリングも行っております。
原則予約制ですので、受診される場合は事前にご相談ください。